RubyKaigi 2019に参加してきた

2019.04.25

RubyKaigi 2019とは

RubyKaigi 2019

近年は地方で開催するようになったRubyの国際会議。今年は福岡で開催された。Rubyの父、MatzさんのKeynoteなど数多くのセッションや展示、スポンサーブースなどがある。国際会議なだけあって、外国人の参加者の方も多い。

今年は初めてギフティがプラチナスポンサーとして協賛をし、ブースを出させていただいた。ブースでは、eGiftの消込処理のデモやノベルティの配布や投票企画などを行った。全てのセッション、懇親会に参加できるように手配してくれ、宿代、交通費、参加費などの費用は全て会社が負担で参加している間も勤務扱いとして参加できた。貴重な機会をくれた会社にも感謝している。

giftee booth

参加した所感

Rubyの開発動向を知ることができた

まず、MatzさんのKeynoteなどでRubyの開発動向が知ることができたのが良かった。やはり何も知らない状態で新しいバージョンを出しました、こんな機能が追加されました、と言われるのと、予め開発の動向を知っている状態で新しいバージョンを迎えるのでは、新しいバージョンへのとっつきやすさが違うように思う。Ruby 3の予習はかなりできた気がする。また、Ruby 2.6についても理解が進んだ。バージョンを上げるだけでも、パフォーマンスの向上の恩恵が十分に受けられるので、Rubyのバージョンをすぐにでも上げたい気持ちになった。Rubyのバージョンが上がることで何が変わるのかを理解していないと、影響範囲やリスクを気にしてバージョンを上げることに腰が重くなりがちなので、この辺は気持ちが変わった。業務で書いているアプリケーションのRubyのバージョンをGW明けに強い気持ちで上げる予定だ。

コミッターの取り組みを知ることができた

また、普段Rubyを”使う側”だとなかなか実感が沸かない、日々Rubyを開発しているRubyコミッターの方々の取り組みや想いを聞けたのが個人的に一番良かった。改めて多くのRubyコミッターの方によってRubyコミュニティが支えられていて、自分はそのおかげで快適に開発を行えたり、バージョンアップによる恩恵を享受できていることを実感した。特に安定版のメンテナの方の話とCSVのコミッタの方の話が印象に残っている。前者はRubyの安定版が日々どのようなメンバーでどのようにメンテナンスしているかという内容で、メンテナの方はボランティアで参加しているという話を聞いて、本当に感謝しなければならないなという気持ちになった。「Be Practical」現実的な判断をする、という一節が心に残っている。後者はCSVのgemのパフォーマンスチューニングの内容で、CSVのパフォーマンスを互換性を保ちながら「パースの各処理は 1.5x-3x faster」、「書き込みの各処理は 1.5-2x faster」にすることができたとのこと。パフォーマンスチューニングの方法が参考になった。バージョンを上げるだけでこれらの成果を享受できるので、CSVを使っているのであれば、バージョンを上げると良さそう。Rubyのバージョンを上げられない場合でも、 「gem install csv」することで取り込むことができる。例にもれず自分も業務でCSVは使っているので、こういうコアな機能のメンテナンスや改善はとてもありがたいと感じた。

自分もコミットしていきたい

Rubyコミッターはかなり遠い存在だったものが、今回のRubyKaigiに参加して、セッションなどを通じて活動を垣間見ることができて、少し身近に感じることができた。コミッターの方の発表の中でもあった、テストケースやベンチマークのケースの追加やドキュメントの整備など、自分でもできそうなところから取り組んでいきたいと思った。Rubyを使って開発を行っており、Rubyコミュニティに還元したい気持ちがあってもなかなかハードルが高かったが、今回様々な取り組みを聞いて、自分でもできそうな部分もありそうだな、と思うことができて、ハードルが少し下がった気がする。

ブースや懇親会

スタンプラリーを用意していただいていたおかげもあって、会社のブースにはかなり多くの方に来ていただくことができた。この辺の会議設計はとてもよくできていて、とてもありがたいと思った。なんとか3日間を乗り切ることができ、多くの人にギフティの名前を覚えてもらえたと思う。同様にスポンサーをしている会社のブースがたくさんあり、各社さまざまな工夫を凝らして色々な企画やノベルティを配布していてとても楽しかった。知らなかった会社を新たに知るきっかけにもなった。また、大学の先輩や知人と再開して話ができたり、懇親会などで少しばかりだがつながりが増えたのも良かった。外国人の参加者の方とも話をすることができたが、やはり英語を会話するスキルが低いのを再認識したので、この辺は改めてどうにかしたいという気持ちになった。

スタンプラリー

福岡は楽しいところばい!

ランチ 肉肉うどん モツ鍋 ラーメン メルチャリ

おわりに

RubyKaigiはとても楽しかったので、Rubyのコミッターの方々はもちろん、オーガナイザーやスタッフの方々にとても感謝しています。お疲れ様でした。ありがとうございました。来年の松本も楽しみにしています。

キクナントカ

ソフトウェアエンジニアをしています。趣味でボードゲームを制作したり、個人開発でNakamyというサービスを開発しています。詳しくはこちら